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カジノ法案と失われた20年(その2)
日本のカジノで課題もあります。
色々大小あるのは置いておいて、ここでは企業間の問題だけを見てみます。
そもそも論なのですが、日本の企業でカジノ専門の企業はありません。日本にカジノがないからです。
世界をみれば、サンズからMGMから何10年もカジノ専門でやってきたプロ中のプロがたくさんいます。
これらの企業とこれからやりあわなければならない日本企業、やっていけるのでしょうか。
日本企業からすると上記のカジノ企業と連携をして日本で事業をしていきたい、というのが一番効率的な方法で、たしかにその線でいろんな交渉がされています。
でも、これはあくまでビジネスの話なので、世界的な企業からすると、潤沢な資産もあるし世界的なノウハウも十分あるし、別に地元企業と組んでやるメリットがあまりないのです。
この問題をどうやって進めていくかは10年後や20年後を見越した時にとても大事になってきます。
政治側が規制を作る以外、初期の方法はないような気がします。
外資は投資したくてしょうがないんだから、それならちゃんと日本企業と組んでくださいね。それでノウハウもシェアしましょうね。こういう規制は国内企業を強くします。将来的に意味のある規制はどんどん作るべきです。
絶対にやってはいけないのは日本企業がカジノ事業から排除されてしまうようなルールです。そんなものであればカジノ解禁などしない方が良いでしょう。
このあたりをちゃんと整備してもらいたいですね。
2014年3月 4日