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マイクロソフトの更新でマイクロゲーミングの悪用防止
Windowsのコンピューターを利用している方は、定期的にセキュリティなどの更新をしていると思いますが、10月15日のWindows更新では、マイクロゲーミングの悪用に関するセキュリティ更新もされたようです。
マイクロソフト製品ではないのだが、悪用される可能性のあるサードパーティ製ソフトウエアのKill Bitを設定するプログラムも、Windows UpdateやMicrosoft Update経由で配布されている。対象となっているのは、以下の3つのソフトだ。
* Microgaming Download Helper
* System Requirements Lab
* PhotoStockPlus Uploader Tool
これらはいずれも海外ソフトで、一見日本のユーザーには影響がないように思えるが、MicrogamingとSystem Requirements Labの2つに関しては注意が必要だ。というのも、Microgamingはオンラインカジノなどで多く使われている海外製ソフトなのだが、日本語が使えるオンラインカジノでも利用されているからだ。
なお、 Microgamingの悪用に関しては、2007年春にバージョン7.2.0.18以前のDownload Helper ActiveXコントロールにバッファオーバーフローの脆弱性があり、Secuniaなどのセキュリティ組織からKill Bitの設定が勧告されていた。既にこの脆弱性を塞いだ新しいバージョンも配布されているのだが、ユーザーが多いことからか、今回マイクロソフトでも対応することになったようだ。
Kill Bitとはインターネットエクスプローラー上でActiveXコントロールの動作を個々に停止するためのレジストリキーのことで、脆弱性を埋める為やスパイウェアのインストールや実行を阻止する為にも使用されます。
この更新でマイクロゲーミング系カジノでのプレイに支障はありませんが、心配であればマイクロゲーミングに問い合わせてみましょう。
「マイクロゲーミング お問い合わせページ」
2008年10月15日