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いくつかの有名カジノの米国プレイヤーへの対応
週末が明けたと同時に、カジノオンネットの親会社、888ホールディングスがアメリカからのプレイヤーの受け入れを今後認めないという声明を発表しています。
「888 Holdings plc - US Legislation」
かなり大きな決定だと思われますが、声明によると、2006年第2期(4月~6月)の全体新規プレイヤーの68%は、アメリカ以外からのプレイヤーであるとのことなので、これからヨーロッパ、アジアで活発に活動をしていくのかもしれません。
また、インターカジノもアメリカのプレイヤーにはボーナスを出さない方針を決めたようです。英語版のサイトにすでにアップされています。
当たり前ですが、ロンドンに上場されている、オンラインギャンブル関連の銘柄は暴落と言っていいほど値を下げています。888ホールディングス、パーティーゲーミング、プレイテック、エンパイア・オンライン、など20%~60%下がっています。
さて、ではこの状況が日本へどのような影響を与えるのか、ですが、はっきりとはまだ分かりません。しかし、よい影響が出る可能性もあるように思えます。
その理由として、
1. ネッテラーなどの金融システムがこれからより脱アメリカの動きを加速して、日本への期待を高める可能性
2. アメリカを拠点にしていたカジノ企業が日本でのより高いサービスに力を入れる可能性
日本はeCOGRAのような信頼のおける外部監査機関による主要6カ国に対するプレイヤー動向調査にも名を連ねてもいますので、このような可能性は往々にしてあると思われます。
参考:「eCOGRAがプレイヤーアンケートを開始」
1プレイヤーからすると、サービスが良くて、安心して楽しめるゲームが出来ればいいと思うのですが。
この数週間のカジノ企業やネッテラーなどの動向に注視します。
追記:
オンラインポーカーの最大手企業、パーティーポーカー(パーティーゲーミング)は、もしこの法律が米国大統領により署名されたら、アメリカからのプレイヤーを今後受け付けない決定を下しました。
「PartyGaming Plc, United States legislation」
大手ニュースメディア、CNN(アメリカ)、BBC(イギリス)、CNBC(経済)などでも専門家が出て取り上げられています。
追記2:
インターカジノにソフトウェアを供給しているクリプトロジックが声明を発表して、同ソフトウェアを使用しているカジノには、やはりアメリカからのプレイヤーの受け入れをしないことに決定したそうです。
「CRYPTOLOGIC TO SCREEN OUT U.S. ONLINE GAMBLERS」
他のニュースではファラオカジノのボスメディアも同じ決定をしました。
「http://uk.pokernews.com/news/2006/10/poker-platform-us-anti-gambling-law.htm」
これからプレイテックとマイクロゲーミングがどのような動きをするのか注目です。
2006年10月 2日